指導カリキュラム

『ルーディメント』『フィルイン構築』『グルーブ構築』『楽曲』の4点を軸に指導しております。アマ・プロによって構成比を変化させ、皆さまに合った形でプランニングしております。フィルイン構築は「広永システム」という独自のシステムを打ち出し、専門学校や音楽大学への教材提供も行っております。

お子様

お子様につきましては、「演奏力」はもちろん、「リズム感」「音楽センス」「集中力」「人間性」の構築に努めたいと思っております。なかなか習い事が続かないといったケースでも、様々な対話や、有意義なカリキュラムによって、本来お子様が持っている能力を可能な限り引き出します。真面目に取り組めないのは、全て大人の責任です。子供が興味を持ち集中する為には、自然に取り組めるようなカリキュラムと、指導力が必要です。身体の使い方から入り、自然と譜面に繋がるような、身に付きやすい指導を行いますので、未経験のお子様も安心してご入校下さい。


大人の方

「曲の楽譜をただコピーして叩く」のではなく「様々な理論があってその譜面になっている」という楽器演奏の根本を解説するなど、本質的な指導を心がけております。曲を叩くことと、その為のトレーニングをご提案することによって、有意義なレッスンを受講して戴ければと思っております。基礎練習は練習パッドでの単調な練習ではなく、ドラムセットを用いた実践的なカリキュラムをご用意しております。基礎から演奏面への応用をいかに上手くレクチャーできるかが大事だと考えております。演奏のメカニズムを分かりやすくお伝えし、個々に合った練習プランをご提案いたします。上手くなりたいアマチュアの方は是非当校へ足をお運び下さい。


プロ志望の方

プロ志望の方には「徹底的な基礎力」「ジャンルを問わない高い演奏能力」「現場で必要な音楽能力」の3点から徹底的に教え込みます。他校と違いプロ育成には力を入れておりますので、レッスンもより厳しくなります。スポーツ根性の様な厳しさではなく、やりがいと能力向上をお約束するハードなレッスンです。

最近は『持ち方』『特定の奏法』『体の使い方』を教えますという教室が増えています。ドラム教室が増えどの教室も生徒確保に必死なのです。私達はその様な一見魔法のような指導は結果が出ないと実感しております。世界レベルのトップドラマーの体の動きを真似しただけで、フレーズや音色はアマチュアという転入生を多く見てきました。欧米では基本に忠実な伝統的なレッスンによって数々のドラマーが育っています。私は「こういうフィルインを作って」と指示には10個のフィルインを即座に制作出来る、「パターンをいくつか提示して」と言われれば、グルーブ理論を元に変化させた、いくつものパターンを制作できる、こういった即戦力のドラマーを育てております。バンドアレンジでいくつもフィルインが書けすぎて困るという、アレンジ能力を徹底的に叩き込みます。私はこの地味な指導によって多くのドラマーを育成し、決して便利とは言えない場所にある伊丹校には、40名を超えるドラマーが通学しておりました。当校のプロ志望の生徒は地道に練習できる生徒が多く『早道』や『抜け道』は無いと皆が自覚しています。持ち方や身体の動かし方がメインではなく『良いサウンドとは何か』『表現力』『パターン・フレーズの制作能力』が重要と考えます。