プロとはなんだろう?



正しい指導カリキュラムを こちらもお読み下さい。

プロって何なんだ?
プロといっても様々な人がいます。
事務所に所属するミュージシャン、フリーで活動するミュージシャン、講師として活動する人など様々です。
演奏の仕事だけで生計を立てるの難しく、多くのプロは様々な仕事をして生活しています。
メジャーなのに食べられず、アルバイトをしている人もいます。
無名なのに、スケジュールが真っ黒で、飛び回っている人もいます。
教室や専門学校に勤務している人達も多くいます。
音楽の世界で何十年という期間、食べ続けるという事はとても大変なことです。

このページを見ている方は、プロを目指している方だと思います。
どういった考えでプロになりたいと思っていますか?
一つだけ断っておくと、プロは夢のような世界ではありません。

まず『バンドで売れたい!』
そう考えると思います。 しかし、それで長期間食べられる人は、プロの中でもほんのほんの一握りです。
殆どのプロが、自己のバンド演奏・サポート演奏・レッスンと様々な活動を複合的に行っています。


私自身の経験ですが、バンドでの収入には波がありました。
では、自分のバンドだけで食べられない時に何が必要だったか。
それは音楽スキルと、幅広い知識、現場力です。
譜面が現場レベルで読める、様々なジャンルに対応できる。
そういった能力があれば、今売れている人たちのサポートが出来ます。
そこで人脈が広がり、自分のバンドで仕事が舞い込むかもしれません。
生活が成り立たなくなると、ミュージシャンはそこで終わりなのです。
バイトしながらでは、プロではありませんからね…

これからプロを目指す方には、プロの世界で残れる様に、様々な知識や演奏力を身に付けて欲しいと思っています。
音楽を学問として、しっかりと勉強すれば、きっと役に立ちます。
『俺はバンドで売れるから!』そんな言葉を言えるのは音楽で実際に生活していないからです。
実際、そう言って学問として取り組まず、消えていく人が殆どなのも現状です。
本気でプロを目指すみなさん、自分のバンドは頑張って下さい。それが、音楽家としての一流の仕事だからです。
加えて、音楽の勉強、ドラムの勉強をきっちりしてみませんか?
プロフェッショナルドラマーとは、誰よりもドラムに対して真面目に勉強した人のみがなれる職業です。
プロフェッショナルドラマーとは、人にドラムで夢を与え、感動を与え、お金を貰って生活する人のことです。

多くの指導機関が『卒業するとプロになれる』というイメージ戦略を行っています。
プロを目指す方に、まず分かって頂きたいのは、「有名な学校に行ったから、著名なプロに習ったから、プロになれる。」そんなことは有り得ません。
プロに求められるものは、技術、音楽知識、人間性、行動力、ビジネススキルなど、貴方自身の音楽能力と人間としての能力です。

そういった事を学ぶには、数多くいる講師の中から、良い講師を見つける事が大事です。
私自身、様々な先生に師事しましたが、本当に教えるのが上手い先生はそうはいません。
本当に教えるのが上手い先生は、多角的な観点からドラミングの上達のプロセスを徹底的に研究しています。
そういった先生は、いきなりモーラーを教えたり、パラディドルのプリントを何となく渡したりはしません。
良い先生は、生徒を見抜き、足らない部分と育成の課程を説明します。
そして、必要であればグリップ、必要であればモーラー、というように合理的なカリキュラムを提示します。

私のレッスンは、生徒それぞれの能力を見抜く事から始まり、5年で現場レベルに対応させる事を目標に行っております。
今までのレッスンキャリアは1万時間を越え、演奏理論を理解し、伸びる人と伸びない人の『音楽人としての能力差』も理解しています。
何が効率的な練習メニューなのか、どういう考え方でドラムに取り組むのか、そういった事を教えています。
結果、真面目に取り組んでくれた生徒のおかげで、6名のプロを輩出する事に成功しています。

また、私自身の現場キャリアは、関西を中心に11年間で2000本近い本数です。

16歳の頃に初めて仕事を戴き、11年間ドラムの演奏で生活をしてきました。
自己の現場経験の中から、現場での対応方法も伝えていければと考えております。


ドラムは他の楽器に比べ、『習う』という選択肢を選択しない人たちが多くいます。
これはとても残念な事で、他の芸術分野ではありえない事です。
中には『習うと個性がなくなる』という人もいます。そんな事は絶対にありませんし、むしろ逆です。
そういう人に限って、独りよがりな演奏で、上手い人を見た事がありません。

音楽の中でもクラシックは、音楽としての歴史も長く、見習うべき部分が多々あります。
まず、師匠がいるのは当たり前で、生徒はとても高い音楽スキルを有しています。
プロになってからも、良い音楽家のレッスンを受け、自己の発展の刺激にしている方が多くおられます。
習う事にマイナスはありません。良い先生に習えば!ですが…


当教室は、【プロ育成】がドラム教室としての真髄だと考えております。
従来の【生徒】という枠に加え【研究生】を設け、より少数精鋭の専門教育を行っております。
【研究生】は私自身「こんなところがあったらいいのに!」と思い描いてきた場所です。
本当に頑張りたい人、人間性も素晴らしく将来性のある人。
そういった有望な人間を「本気で教えたい」と思っています。
この場所から有名なドラマーを輩出することが、教室の最大目標です。
そしてそのことこそが、教室全体の発展に繋がると信じています。


本当にプロになりましょう!
口だけで「プロを目指しています」言ってしまうのではなく、コツコツと積み重ね、共に音楽の世界で仕事をしましょう。
コネだけを求めて来校する方は、著名な方の主宰する教室へどうぞ。
本当にプロを目指そうという志のある方をお待ちしております。

ここで習って良かった!と思わせてみせます。
心から生徒の人生を考えた育成を行う事をお約束します。

是非お気軽にお問い合わせ下さい。